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俺たちバブル入社組 [日記]

僕が就職したのはバブル期で、東証一部上場企業に入るのは簡単だった。
我が日大くらいのレベルでも都銀の総合職になれたんじゃなかったかな。
バブルは日東駒専の学生が最も得したんじゃないかと思っている。

自分は 100人くらいの独立系システム開発会社に入った。
プログラムを書く仕事がしたくて、面接を受けた時に、ここならプログラムを書くだろう、というようなことを確認して入った。

我ながら子供じみてると思った。そんな会社選びをしている人はいなかった。
今でも学生は、大学生就職人気ランキングを見て少しでも上の会社を目指してるんじゃないかと思うけど、僕らの頃もみんなそうだった。
そして銀行は今も昔もランキングの最高峰だ。

だから、ずっと、同年代の人たちが会社でどんな立場に置かれているのか気になっている。
自分が就職したころ、自分の50歳の頃の生活振りなんて想像できなかったけど、銀行、証券、不動産に入ったあの人たちの人生はバラ色なんだろうなぁ、と思っていた。

僕の就職活動の時に、情報系の大手独立系ということで CSK の合同説明会だけは聞きに行った。
そこでは、最前列に並んだ東大のなんとかさんが、登壇した大川会長に「御社のビジョンは~」的なことを質問してて、
「あー、こういう会社に入る人たちは人生の勝組なんだろうけど、俺はこの中で競争に勝ち抜くのは無理だな」
と思った。
ちなみに、大川会長の回答は「そんな先のことはわからん」だった。
その後、大川会長は亡くなり CSK は大規模なリストラのあと住商情報システムに吸収合併され SCSK になって、 CSK はなくなった。

今、この年になってみると業績の悪い会社の早期退職の対象になるのは当然のこととして、もう定常的に運用されている早期退職優遇制度の年齢であるし、あと5年くらいすると役職定年で平社員になるって会社も多いらしい。
(僕は、いまだかつて役職というのについたことないので役職定年どんとこいなのだが)
もう、直接、間接に会社から「いらないです」と言われちゃってるわけだ。
銀行員なんかはとっくに出向、転籍の年齢になっていて、それでいて、最近は銀行からの出向、転籍を受け入れてくれる会社がないらしい。
ググってみると、「銀行員の生涯年収は、いまやそんなに高くない」って解説している人もいる。
マジかよ、あの就職人気ランキング最高峰の銀行で、ドブ板営業したり社内政治をしたりした結果が、生涯年収そんなに高くないの?

自分の立場で考えてみると、子供が高校生と大学生になって、手間はかからなくなったものの、いよいよ金がかかるようになってきたぞ、というときに、「それはないよー」という話ばかりだ。

バブル期の後の人たちは就職できなくてかわいそうだとは思うんだけど、バブル期入社の人たちも大量入社の使えない世代と言われ、今は、この世代の奴らを切らないと会社の存亡が危ういといわれて、大変なんですよ、といいたい。

最近、三越伊勢丹ホールディングスで、早期退職者に 5000万積み増しというニュースがあった。
http://diamond.jp/articles/-/147202
いくらなんでも、それは厚遇すぎるだろうと思うんだが、それくらいの設定にしないと誰も申し込まないくらいに転職して給料もらえるスキルが何もないんだろうな。

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おじいちゃんのクロスワード [日記]

PyConJP 2017 の最終日 の Sprint Day に参加したら、@tk0mia も来ていた。
「nakagami さんはなにしてるんですか?」
と聞くので
「(Neo4J の)データーベースドライバーを・・・」
という話をしたら
「なんですか?そのデーターベースドライバーへの情熱は」
と聞かれた。

確かに、Python のデーターベースドライバーは、だいたいオーソライズされたものがあって、わざわざ書く必要はない。
しかも、僕の場合は Python から、データベースを Python からアクセスするためにドライバーを書いてるわけじゃなくて、ドライバーを書くことが目的になっている。

一応、
「複数の実装があったほうがいいんだよ」とか
「ドキュメントの意味でも Pure Python のドライバーがあったほうがいいんだよ」
とか、自分なりの理由付けはしているのだが、その場にいた @aodag さんに・・・

「ほら、電車でクロスワードやってるおじいちゃんいるじゃん。あれですよね?」

って言われて、思わず「それだ!」と思ってしまった。

自分でも気づかなかったが、電車でクロスワードやナンバーズや囲碁の定石をやってるおじいちゃんの気持ちがいきなり分かった。

- このデーターベースのドライバー書けるかなぁ
- プロトコルドキュメントがあってかけそうだぞ

というところから始まって、途中苦しみながらコードを書いてテストをして、最終的に動くようになったときは、ドラマ「俺たちは天使だ」で多岐川裕美が知恵の輪を解いたときのような爽快感だ。
なんだか世の中には「完成してあたりまえ」みたい思って、思ったようにプログラムが動いてもあまり感動のない人もいるらしくて、確かにそういう人は自ら進んでコード書くなんてことはないよな。
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映画「ドリーム」 [日記]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0_(2016%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
見た
プログラマーの端くれとして見ておこう、と思ったが思った以上に良かった。

冒頭のキャサリンの幼少期、周囲がその才能を理解し、飛び級で奨学金をもらって、
両親がそのために引っ越する・・・というシーンでもう泣いちゃったよ。
Wikipedia を見ると、史実を大分脚色しているようだが、キャサリンが14歳で飛び級で大学入学したあたりの天才ぶりは史実のとおりらしい。
もちろん、そんな天才だからこそ Nasa で功績を残せたわけだけれども、
人種差別がなかったらもっと別の世界だったらもっと凄い業績が残せたんじゃなかろうかと思わずにはいられない。

Nasa に、主人公の3人の biography も載ってた。

- https://www.nasa.gov/content/katherine-johnson-biography
- https://www.nasa.gov/content/mary-jackson-biography
- https://www.nasa.gov/content/dorothy-vaughan-biography

- 女性
- プログラマー
- 有色人種

のいずれかの条件を満たす人は、見ると良いと思う

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オブジェクト指向がわかってきた息子 [日記]

息子が、4月だったか5月だったかに
「オブジェクト指向プログラミングって何?」
って聞いてきた。
Java を勉強していて、学校で言われたらしいが、なんだかわからないとのこと。

- 状態とその操作が一つにまとまったもの
- class で定義したものを new したらインスタンス
- 状態と操作がまとまってると便利でしょ

って、いろいろ説明するのだが、いまいちピンとこない

僕自身は、最初にオブジェクト指向プログラミングというのを知ったのは、
アメリカでは、class 付きの C で C++ っていうのがはやっているらしいっていうので最初に読んだのが
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784789833042
この本だったと思う。僕も最初はなんだかよくわからなかったのかもしれないがあまり覚えてない。

Python も Java も C# も C++ も、息子が多少なりとも読み書きするプログラミング言語は class があるので、オブジェクト指向でないプログラミング言語を知らないからこそ、かえってイメージできないのかもしれない。

その息子が、昨日いきなり
「最近、オブジェクト指向っていうのがわかってきたよ」
と言ってきた。うまく使えるようになってきているのかはわからないが言わんとしていることはわかってきたようだ。
「オブジェクト指向がわかる本」みたいな本がたくさん出てるけど、あれは何だろう?と思っていたのだが、オブジェクト指向は、大学生が半年ぐらい修行してわかってくる概念らしい。


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古くならないシステム構成ってどんなんだろうなぁ [日記]

先週の週末に Retty さんに行った。
https://retty.connpass.com/event/64920/
Python で(各自テーマを持って)何かやろうという集まりだった。

最後に、成果発表を各自 5分ずつやろうというときに、自己紹介を少しづつしてて

- 素の PHP 使ってます
- Perl で Catalyst 使ってます

という人たちがいて、さすがにインフラが古くてこれじゃいかんと思って最近 Python 勉強しようとしてます、というような自己紹介をしてた。

(PHP自体は古くないけど、フレームワークを使わないっていうのは・・・そして Perl で Catalyst というのは・・・)まあ、そういう環境もあるんだろうなと思いつつ、結構、古い環境残ってるんだなーと思った。

特に社内でしか使わない業務システムなんかでは(セキュリティも気にしなくていいとか)機能的に問題なかったり、そこに機能拡張していくことで問題なかったりするのかもしれないが、あまりに古いと、参考資料も(社内にある絶版になった書籍とか)限られているし、プログラム書ける人が来てくれないし、OS のバージョンアップをしようとすると、連れだってミドルウェアが上がるので、新しい環境で動くようにしていかないと困りますよ・・・ということを決裁権のある社内の偉い人に理解しやすい形で説明するのって大事だな、って思った。
多分、これから開発してくれるプログラマーが将来を描けるような環境を用意することが、システム開発に重要になってくると思う。
もう、
「定年まで面倒見てやるからずっと COBOL書いてろ」
みたいな会社の態度は通用しないと思う。会社も従業員を定年まで面倒見れる時代じゃないし。

ただ、現実には社内の偉い人も理解してても、予算が回せないってことあるよなぁ。

開発してから長く使える組み合わせって、どんなんだろうなぁって最近考えるけど、Java + Struts or Seaser が不良資産になってしまうことを考えると、なかなか難しい。

今のところ Python + Django は、(うまくバージョンアップに追随すれば)長く使えてる印象

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世の不条理に腹を立てよう [日記]

PyCon JP 2017 の Sprint Day で、久しぶりに Nexedi の社長の田原さんに会って話をすることができた。
Nexedi は、長いこと OSS の ERP パッケージ ERP5 をベースに、システム開発の仕事をしている。
「高い ERP パッケージで何億も使ったあと、にっちもさっちもいかなくなって、この残ったお金でなんとかしてください」
と泣きついてくる会社は、(僕にも想像はできてたけど)やっぱりあるそうな。
「何億も使っちゃう前に、うちに来てくれたらいいのに」
という愚痴が出ていたので、きっとそのパターン何回もあるんだろう。
僕は社長じゃないし、年取って擦れてしまったので、
「まあ、そんなこともあるよねー。それでも、最近は、背に腹は代えられないと(僕はNexedi は凄い会社だと思うけど) Nexedi みたいな小さな会社でも(そして、 BeProud のような会社でも)お客さんと直接取引できるような時代になったからいいじゃん」
と変に納得してしまうけど、そういうの良くないよな、と最近思う。

プログラミング能力も問題解決能力もない会社が看板だけで仕事を取って、下請けに丸投げして、そんな会社で能力のある若者が、高給だが学校で学んだスキルが生かせずに発注業務だけしてたり、別の若者が丸投げされる側の小さな会社で開発してて、成果に比べて薄給で生活できないなんてことがあると、(自分の子供を含めた)子供たちの将来が心配だ。

将来、そんな不条理な世の中で子供たちを働かせるのはしのびない。
そんな不条理は良くないと腹を立てたり、発注者側が会社の大きさや知名度だけでなく内容をきちんと評価してシステム開発を依頼するような世の中になるようにすべき、と思う今日この頃。

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PyCon JP 2017 Sprint Day [日記]

ここ数年、PyCon JP の最終日は Sprint Day が品川のマイクロソフトさんで行われている。
https://pycon.jp/2017/ja/events/sprint/
一応、どこかのグループ(テーマ)に参加することになっているようなんだけれども、一人で勝手なことをする自由も与えられているので、今年も参加した。

僕のイメージするスプリントらしいテーマは、Sphinx, pandas, Zulip の人たちくらいで、あとはスプリントというよりはワークショップといった感じだけど、まあ、それはそれで良いことだと思った。
年々、少しずつ参加者が増え盛り上がっているように思う。

僕はというと、 Neo4J のデーターベースドライバーで、 Cypher を実行した結果をグラフっぽい構造にしたいなぁと思って
https://boltprotocol.org/v1/#path-structure
ここ↑らへんのドキュメントを読んで、いたのだが(結局よくわかってない)・・・「なんか、ドキュメントの内容と、実際にとってこれてる値が合わない気がするなぁ」と思っていたらそこが不具合だった。
グラフっぽい構造にするミッションは全くできてないけど、不具合直したから、まあ良しとしよう。
直したのは、ここ↓。こまけぇ・・・
https://github.com/nakagami/minibolt/commit/ba3b8e03e3bbfc5b411bc9366e4ffbae6223b2fd

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PyCon JP 2017 [日記]

今年も、あまり Talk は聞かずに、そこらへんをうろうろして1年ぶりにあった人たちと話をして過ごすことになった。
ただ、1日目の Peter Wang のキーノートは聞いた。

Anaconda/Conda の自分の5年間の経験をベースに
「ここ数年で ビジネスやデータサイエンスの世界でも OSS エコシステムで、えらいことになっとるで(超訳)」
というようなことを言っていたっぽい。英語だったからよくわかんなかったけど。
- イブ・サン・ローランの CM動画に IPython 映ってた
- stackoverflow の Blog で、Python が信じられないくらい増えてる https://stackoverflow.blog/2017/09/06/incredible-growth-python/
という例の紹介は、ぼくも前日に見ていて「なんかえらいことになっとるなぁ」と思ったので、それをさっそく Wang さんが紹介していたのが印象深かった。

今回の PyCon JP は、例年の PyCon JP を超えて、発表者もスタッフも参加者も、そしてスポンサーブースの人たちもレベルがあがっていた。
スポンサーブースは、ほんの数年前はペライチおいてブースの人はどこかの Talk を聞きに行っていて常に留守というところも多かったが、今年は、それぞれの企業が、くじなどのネタを用意しつつ目的(主に人材募集)に合致するように、自社がどんな仕事をしているかの紹介とかしてて洗練されてた。
途中、スポンサーブースの人がほかのスポンサーブースを回って挨拶したり名刺交換したりする風景も見れて、みんな手馴れてきてるなー、と思った。

http://nakagami.blog.so-net.ne.jp/2017-09-04 でも書いたが、
僕自身は、もう長いこと「そうですよね、 Python とか Django とかマイナーですよね」
と思いながら仕事してたので、Perl の会社の人たちが Python 書いてるとか
「いままで、会社として Java で開発してたんですけど、このままじゃダメな感じがするんで Python で開発できる体制を整えていきたいんですよ」
なんていう人がいるとは、隔世の感とはこのことだ。


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シャーロッツビル [日記]

バージニア州で白人至上主義の団体が集会を行い、それに反対する集団と衝突して、一人死亡を含む重軽傷者多数の事件は、シャーロッツビルの暴動と呼ばれるようになるようだ。

とんがり帽子のマスクをつけている KKK は、僕が子供の頃に何かの本で見たイラストの(それは、漫画に出てくる KKK をモチーフにした悪の秘密結社だったかもしれない)団体で、まだ白人至上主義の教義を維持しながら活動してたのに、まず驚いた。
バスボイコット事件に端を発した公民権運動ですら 60年も前の話やで!

トランプ大統領の
「人種差別主義者も悪いが、暴動を起こしてリー将軍の銅像を壊した奴らも悪い」
は、白人至上主義者を擁護したととられて非常に不評だったらしい。
地方の白人を支持基盤にするトランプさんとしては、白人(至上主義者)だけを一方的に非難するのは難しかったんだろう。

白人のエスタブリッシュメントは白人至上主義者を非難し、有色人種初の大統領だったオバマさんは融和を訴えた。結局みんなポジショントークで、白人が白人を擁護するようなことは非難されるから言えないし、オバマさんが白人至上主義者を非難するのは、反感を買うだけなのでできない。
でも、自分たちは損してると思っている南部の貧乏な白人は、そりゃそんな言葉じゃ納得できないんだろうなぁ

人種差別はダメといいつつ、人種間の混血の進まないアメリカ。やっぱ誰も言わないけど差別的な感覚あるんだろうなー。多民族国家なのに人種のサラダボールのままで、にっちもさっちもいかなくなっている。これ、どうなっちゃうの?
もしも、自分の子供がアメリカに留学したいといい始めたら、少し前なら安直に応援したんだろうけど、今だと悩んじゃう。

IT系の仕事をしていると「アメリカで働きたい」と言う人がいるけど、もうそんな時代じゃなくなって、アメリカが IT の最先端じゃなくなっちゃうのかな、という予感がしている。
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50歳になった [日記]

昨日、50歳の誕生日だった。50歳の誕生日から祭日になった。子供の頃、自分の誕生日が祭日になるなんて思わなかった。
50歳になった自分の未来について考えてた。
いろいろ考えた結果
「俺は、このまま徐々に衰えていって、死んじゃうんだろうなぁ」
という結論に至った。
別に、ほかの誰かと競う気はないが、昨日の自分は超えたいと今でも思ってはいる。でも、それがなかなか難しそうだ。
そして、最近は芸能人でも昔の同級生でも少しずつ死んだり、大病を患ったりする人がいて死ぬことが身近であたりまえのものになってきた。
歳をとるってそういうことだな。

40歳になったときは、
「まだまだ 30代とくらべて負けてないし、35歳定年といわれつつ、まだまだいけそうじゃん?」
と思った。
30歳のときは
「20代という若者の称号はなくなったけど、俺は、まだまだこれからだ」
と思った。
最近、年齢的に子供達が立派になって
「あー、あとは金さえあれば子供は育って、俺が死んでも立派に生きていきそうだなぁ」
と思えてきたのが、自分が死ぬことを意識した一因なのかなあ、と思うし、そうであるならば喜ばしいことだ。

残りの人生で僕ができることは、プログラムを書くことくらいしかないと思う。
もう、獣医をやることなんてコンビニでバイトする以上にありえない。

でもまだ、プログラミングという天職が見つけられてよかった。
時が過ぎるのは速くて、おそらく僕の歳でも
「生涯をかけてやりたいことが見つからない」
っていう人って結構いるんだろうなぁ

能力は凡庸かもしれないが、いまだにプログラミングは楽しいし飽きないし、もう少しはできそうだ。


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