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Python プロフェッショナルプログラミング [読書]

Pythonプロフェッショナルプログラミングざっと章の頭を見て、興味があったところだけ読んだ。全てを網羅的に読むようは本ではなさそうなので、ここで感想を書いて、残りは、おいおい読むことにする。

この本は、なんといってよいやら、内容をひとことでは説明しづらい本だ。
少なくとも、 Python *について* 何か学ぼうとしている Python 初学者よりは、むしろ、 Ruby なり PHP なりを使って仕事として Web プログラミングしている人に役立つ本。もちろん、Python を、そこそこ使っている人にも役立つ。

Python Professiona Programming というよりは、 BeProud Professional Development というような内容なのであるが、BeProud (以下 BP)という会社を知らない人にはなんだからわからないので、Python とつけるしかないわな。

Python、Mercurial、Sphinx、nginx、Google App Engine と、関係あるようなないような章立てだが、それは BP が使っているものについての事例紹介なので、好きな章だけ読むというスタンスで良いと思う。(うちは、Git だから Mercurial の章はいいやとか、 PHP だからPython のパッケージングの章はいいやとか。)もし、全ての章が役に立つ、という人がいたら、それは BP の社員かアルバイト。

例えば、14章では Django の説明もそこそこに、 south、django debug toolbar や fixture の説明がされてて、
「Django の内容を網羅してます」
って感じではないが、使ってる人は当然のように使っているものを、使っている人が説明しているというスタンス。ほかの章も同じく、内容に網羅性なく偏りがあるのかもしれないが、
「英語のマニュアルを読んで日本語で解説しました」
的な入門書以上の内容のはず。ほかの章もだいたいそんな感じ。こういうのは、書籍になりにくいので貴重だと思う。

多人数で書いているということもあって、内容も難易度も章ごとに凸凹があるんだけれども、章ごとの依存関係はあまりないので、自分の興味を持ったところから好きな順番に読むというのがお勧め。

Python の知識の多寡によっても、どの章が素晴らしいと思うかは人によると思うが、僕は、特に4章、6章、13章あたりがよかった。

4章は、ドキュメントの章である。何故 Shpinx が良いか、どういうドキュメントをどのように書けばよいか、ということのヒントを与えてくれている。Shpinx は、Python コミュニティーを超えて使われているようなので、この章は Pythonista でなくても役に立つと思う。
さらに後半では、ツールの記法の説明でなく、「なぜ」書くか「どのように」書くか「何を」書くかについて取り組んでいるところが素晴らしい。
(Shpinx のクロスリファレンスの機能も素晴らしい)

13章は、テストについて。ツールの話は一切出てこなくて、テスト設計はどうすればよいかとかテスト仕様書はどういうことについて書けばいいか、というような話。
「ドキュメントがないとき」や「障害が多すぎるとき」の対応策みたいなことも書いてあって、著者の苦い経験が透けて見える感じ。
そういうとこまで考えながら読むと面白さ倍増。

この本は、通称 BP Book なんだけれども、続いて自社の開発手法やプログラミングの Tips やインフラの内情を書籍化してくれる会社ないかなぁ。

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